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いすゞA&S、後付け部品として販売したアイドリングストップクーラーの自主改善を実施

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いすゞA&S、後付け部品として販売したアイドリングストップクーラーの自主改善を実施

いすゞA&Sは、トラック用の後付け部品として販売しているアイドリングストップクーラーに不具合が発覚したことを受け、2023年2月27日、国土交通省に自主改善を届け出た。対象商品は2021年6月14日~2022年8月23日、および2022年7月4日~9月24日に出荷した516個。

不具合の内容は、アイドリングストップクーラーの不具合による発火。トラック用の後付け部品として販売しているアイドリングストップクーラーの電装基板ボックス内部品の構造が不適切なため、ボックス内が負圧となることがある。そのため、外部から水を吸い込み、基板上の電気回路が浸水することで腐食が発生し、短絡することで発火に至るおそれがあるとのこと。

改善箇所説明図
改善箇所説明図

これまでに不具合は1件発生、部分焼損が1件起きている。自主改善措置として、対象となる車両を点検し基板ボックス内に水の浸入が考えられる場合は、基板ボックスを交換。また、雨水の浸入が考えられない場合は、基板ボックスの蓋を呼吸機能付きのものに交換する。

使用者には、ダイレクトメール、または電話、直接訪問で通知するという。

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