【1.5 Duratec】 直列4気筒 1.5L [Duratec]
20世紀の棹尾を飾る技術でなお生き抜く長寿エンジン
- その他の国のメーカー / フォード

1.1/1.2Lの3気筒は既存のフォード製エンジンと関連性のない特殊な機種で、古い直4のZetec系をベースにブラジルで生産されているもの。1.5/1.6Lは1990年代出自のZetec-Sigma系にデュアルVVTを装備したもので、基本設計はEcoBoostの1.5/1.6と共通である。
2.0と2.5はマツダL系そのものであり、現在のSKYACTIVエンジンに至るまでブロック設計は共用されている。この2機種をベースにして、フォードは独自のミラーサイクル用シリンダーヘッドを開発し、ハイブリッド車に搭載している。
オペルを所有していた頃のGM同様、フォードも世界各国でエンジンを生産している都合上、生産量の多い小型車用にはおいそれと最新のエンジンを投入できない事情があり、ターボを含めた各種デバイスの装着で古いエンジンをアップデートしているのが現状といえる。
APPLICATION:Fiesta, Ka+, EcoSports, Fusion, Escape, etc.