【VQ35HR】V型6気筒 3.5L [VQシリーズ]
バルブリフト機構も採用した古参V6
- 日本メーカー / 日産

かつてはターボも設定していたが、現在は自然吸気の3.5L、3.7Lが生産の中心となっている。
2006年にスカイライン搭載でデビューしたVQ35HR型は全部品の約80%が新設計となり、コンロッド延長とデッキハイト変更によるピストンフリクションの低減などで高回転化を実現。さらに排気量拡大を果たしたVQ37VHR型では、吸気バルブに連続可変タイミング&リフト機構VVELを採用。スロットルバルブの代わりに吸気バルブによって吸入空気量をコントロールすることで、ポンピングロスを大幅に低減させている。
APPLICATION:Skyline, Cima, Fuga, etc.
VVELを持たない3.5Lはエルグランドなどにも搭載されており、ハイブリッド用のエンジンとして多くのモデルで使われている。トルクコンバーターの代わりにクラッチ機構を備えたモーターが7速ATと組み合わされる。