【PY-VPTS】直列4気筒 2.5L [PY-VPS／RPS／RPR／PY-VPTS ： SKYACTIV-G 2.5／2.5T]
ダイナミック・プレッシャー・ターボを採用した2.5Lターボ
燃焼後の筒内に残った熱い燃焼ガスを素早く掃気するために、バルブオーバーラップにより吸気行程にある気筒の脈動を活用。同時に大量のEGRを導入して広域ストイキ燃焼を実現。
EGRはターボの上流から取り出す高圧式。エキマニの流路を大小2系統として、排気流量が少ない時にはバルブを閉じて小径流路に排気を流して流速を高め、EGRではなく掃気効果を主体にノッキングを防止する。
本機構はツインスクロールターボの一種であり、ターボラグの低減にも貢献。ターボを効率的に動かすため、ベースエンジンに排気流量の多い2.5Lを選んだ、「ライトサイジング・ターボ」の日本代表である。
北米向けモデルに搭載後、日本向けのCX-5から設定された。
APPLICATION：Mazda6, CX-5, CX-8, etc.
PY-VPTSは、4気筒の180度クランク位相を利用し、隣接した気筒の吸気脈動によって素早く掃気を行なうため、排気管は4-3-1集合。そこからターボまでにバルブで排気流量によって2系統を切り替える。小さいほうがバイパス流路。
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