【FA24】水平対向4気筒 2.4L [FAシリーズ]
新世代を担うボクサーエンジンは3種になった
86.0mm×86.0mmのボアストロークは、94.0mm×86.0mmへとボアを8.0mm拡大。ボアが大きくなったぶん、ライナーを薄くして（2.2mm→1.5mm）帳尻を合わせ、ロッカーカバーはアルミから樹脂へ、オイルカバーのセパレーターは鉄からアルミへ、中空カムシャフトは薄肉化するなど軽量化。
排気量が400cc増えたことにともなって、インテークおよびエキゾーストのボリュームが増えたことによるエンジン重量の増加分を補完してる。結果、寸法諸元はFA20と同じまま、エンジン本体は重量をFA20より軽くしているという。
APPLICATION：BRZ, Toyota 86, Ascent, etc.
ボアを8mm広げるにあたっては、全要素をいったんバラして組み直すほど大掛かりな設計を見直して対応している。直噴とポート噴射を併用するD-4Sは、トヨタの技術を今回も継続する。
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