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日本メーカー
マツダ
T3-VPTS
【T3-VPTS】直列6気筒ディーゼル 3.3L[SKYACTIV-D 3.3]
排気量を燃費と環境性能に全振りした最新直6ディーゼル
日本メーカー / マツダ
新しいディーゼルエンジンを開発するにあたっての出発点は、そのエンジンを搭載する車両の重量だった。約1900kgになる新型SUVを力強く走らせるのに必要な最大トルクは500〜550Nmとの計算結果が出た。ディーゼルエンジンのStep1.5に位置づけるSKYACTIV-D 2.2(2.2L直4)で450Nmの最大トルクを発生させているので、D2.2と同様のコンセプトと技術をスライドさせれば2.7Lの排気量で目標とする最大トルクを発生することは計算上可能だ。
だが、マツダは3.3Lの排気量(=空気量)を選んだ。燃費と排ガス性能も向上させるためだ。500〜550Nmの最大トルクを発生すればいいのなら、空気は余る。ディーゼルのStep2に位置づける3.3L直列6気筒のSKYACTIV-D 3.3(と、48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたe-SKYACTIV D)は、トルクの発生に使わなくていい余った空気の分をEGRに置き換える。EGRは酸素を少ししか含まないので、燃焼による温度上昇を低減させる効果がある。550Nmの最大トルクとNOxをほとんど生成しないEGR量を見極めた結果、バランス点が3.3Lにあったということだ。
マツダは内燃機関の熱効率を支配する7つの因子(圧縮比、比熱比、燃焼期間、燃焼時期、壁面熱伝達、吸排気行程圧力差、機械抵抗)の理想化に向けた取り組みを進めている。Step1とStep1.5でもリーンPCI(Premixed Charge Compression Ignition:予混合圧縮着火燃焼。ガソリンでいうHCCI)を適用していたが、低負荷領域に限られていた。これを実用中負荷領域まで拡大し、7つの因子のうち燃焼期間と燃焼時期を理想に近づけるのも今回のStep2=SKYACTIV-D 3.3の狙い。これを実現するキー技術が、新開発の2段エッグ燃焼室を用いたDCPCI(Distribution Controlled par tially Premixed Compression Ignition:空間制御予混合燃焼)である。
2012年に市場導入したStep1から取り入れている低Pmax(最大燃焼圧)による軽量化と機械抵抗低減に関しては踏襲しつつ、さらなる機械抵抗低減を図った。主な適用技術は、ピストンの材質をアルミからスチールに変更したこと、可変容量オイルポンプの採用により、緻密に油圧制御を行なうことが挙げられる。
APPLICATION:CX-60
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