【LT6】 V型8気筒 5.5L [LT6]
“史上最高のV8”を目指して開発された珠玉のNAエンジン
5.5Lの排気量は先代のレーシングバージョンであるCR.7用から継承されたもので、他のスモールブロックV8と共通の111.76mmボアピッチではあるものの、S/B比は大幅にショートストローク化（1.122→1.304）。これは当然回転馬力を追求するための施策である。
シングルプレーンクランクと4-2-1集合＆等長の排気管、そして11Lという大容量の可変吸気チャンバーによる慣性過給を使い、OHVのLT1から25%引き上げられたレブリミット8600rpmにおいてリッターあたり122psを絞り出す。
高回転型エンジンの性能を担保するためにドライサンプ式のオイル供給システムは念入りに手当がされ、10.5Lのオイル容量と6ステージのオイルポンプによって油温を最高でも130℃以下に保つ。
APPLICATION：Chevrolet Corvette Z06
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