マグナがINEOSオートモーティブの新型EVを生産

マグナの完成車部門で暫定プレジデントのポジションにあるRoland Prettner氏は、次のように述べている。

「我々は、車両エンジニアリングにおける強みを生かして、INEOS オートモーティブの戦略的製造パートナーとして選ばれたことを嬉しく思います。この新型電気自動車は、オーストリアでの当社の生産ラインアップに加わります。ICE ベースのモデルからフル電動車まで、さまざまなアーキテクチャの車両を生産する当社の柔軟性を示しています」

2018年、マグナはINEOS オートモーティブ初の 4X4「グレナディア」の発売を前に車両エンジニアリングサービスで協業を開始した。INEOS オートモーティブのLynn Calder CEOは、次のように述べている。

「当社初の製品という大事な車両エンジニアリングで協業したことで、マグナの俊敏性、専門知識、経験を完成車開発プログラムに適用することの価値を直接知ることができました。私たちがグローバルな自動車ブランドとして2つ目のモデルを市場に出し、継続的に成長するためには、マグナとの協力関係を深めることが自然な流れだと思っています。私たちは最高のパートナーと協力し、2026年にまた新しい製品をお客様にお届けします」

マグナは過去数十年にわたり、世界的な自動車メーカー向けに完成車サービスを提供してきた。オーストリアのグラーツと中国にある拠点では、既存自動車メーカーと新規参入企業向けに、さまざまな車種を累計400万台以上生産してきた。