トランスミッション制御コンピューターの不具合。マツダ「CX-60」計6,220台をリコール
マツダは、トランスミッション制御コンピューターの制御プログラムが不適切なことにより、エンジン回転が低下し最悪の場合エンストするおそれがあるとして、2023年4月6日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2022年7 月5日~2023年1月23日に製造された計6,220台。
トランスミッション制御コンピューターの制御プログラムが不適切なため、変速時やEV走行からのエンジン再始動時に、強めにブレーキを踏むと締結しているクラッチが解放しないことがある。そのため、エンジン回転が低下し、最悪の場合エンジンストールするおそれがあるとのこと。
これまでに不具合は12件発生しているが、事故は起きていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のトランスミッション制御コンピューターの制御プログラムを修正する。また、使用者には、電話・ダイレクトメール等にて通知、または車両のセンターディスプレイ画面へのメッセージ表示で通知するという。