燃料漏れに至るおそれ。トヨタ「ジェネオ」「ショベル ローダ」計13,342台をリコール
豊田自動織機は、ジェネオなど2車種の燃料装置の余剰燃料をタンクに戻す配管の設計が不適切なことにより、燃料漏れに至るおそれがあるとして、2023年4月26日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2014年10月31日~2022年12月7日に製造された13,342台。
今回リコールの対象となるのは、2014年10月31日~2022年12月7日に製造されたジェネオ、ショベル ローダの2車種13,342台。
不具合の部位は燃料装置(燃料パイプ)。エンジン式フォークリフト及びショベルローダの燃料装置において、余剰燃料をタンクに戻す配管の設計が不適切なため、強度が不足しているものがある。そのままの状態でエンジン始動停止を繰り返すと燃料パイプに亀裂が発生し、燃料漏れに至るおそれがあるとのこと。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。
改善措置として、全車両の燃料配管(燃料パイプ、燃料ホース)を対策品に交換する。また、使用者を全て把握しているため直接訪問連絡し、改善措置済車にはフロントプロテクターの前面にNo.5316のステッカーを貼付するという。