国土交通省、ダイハツ「ムーヴ キャンバス」の安全性評価結果を公表
国土交通省は2023年4月21日、国土交通省とナスバ(自動車事故対策機構)が自動車の安全性能を評価・公表する「自動車アセスメント」において、ダイハツ「ムーヴ キャンバス」の評価試験結果を公表した。
自動車安全性能2022評価結果
ダイハツによると、ムーヴ キャンバスはDNGA(※1)により「高い基本性能と進化した安全性能」を実現しているという。今回の評価試験の主な評価ポイントは以下の通り:
・予防安全性能評価において「Aランク」を獲得
・衝突安全性能評価において「Bランク」を獲得
これらの評価を総合した自動車安全性能2022において、5段階中上から2番目に高い評価である「★★★★☆」(4つ星)となった。
1.予防安全性能
・最新のステレオカメラの搭載により、衝突警報機能や衝突回避支援ブレーキ機能を夜間歩行者検知と追従二輪車検知に対応させるとともに検知距離、対応速度の向上を実現。
・ブレーキ制御付誤発進抑制機能の採用により、万が一の踏み間違い時に急発進を抑制。
・AHB(オートハイビーム)もしくは、ADB(アダプティブドライビングビーム)の搭載により夜間の安全性を向上。
2.衝突安全性能
・衝突時のエネルギーを効率良く分散するなど、総合的に衝突安全機能が進化したボディ「TAF(※2)」を採用。
・衝突時の衝撃に備え6つのエアバックシステムを標準装備。
※1:Daihatsu New Global Architecture
※2:Total Advanced Functionボディ