トヨタ「ジェネオ」3台をリコール…燃料パイプに亀裂&燃料漏れのおそれ
豊田自動織機は、トヨタ ジェネオの燃料パイプの設計に不具合があり、そのままの状態でエンジン始動停止を繰り返すと燃料パイプに亀裂が発生し、燃料漏れに至るおそれがあるとして、2023年7月17日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2022年12月2日~2022年12月6日に製造された3台。
改善箇所は燃料装置(燃料パイプ)。燃料装置の余剰燃料をタンクに戻す燃料配管の設計が不適切なため、強度が不足しているものがある。その結果、そのままの状態でエンジン始動停止を繰り返すと、燃料パイプに亀裂が発生し、燃料漏れに至るおそれがある。
これまでに不具合が1件発生しているが、事故は起きていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の燃料パイプと燃料ホースを対策品に交換する。
使用者には直接訪問にて連絡し、改善措置済車には、フロントプロテクターの前面にNo.5354のステッカーを貼付する。