出光興産とFOMM、バッテリー交換式EV事業の協業検討を開始
出光興産は10月26日、FOMMと、サービスステーション(SS)のネットワークを活用した電気自動車(EV)関連事業の推進を目的とした協業の検討に関する覚書を締結した。
FOMMは、小型EV企画・開発を行うモビリティ・メーカー。同社が開発した軽自動車規格の4人乗り小型EV「FOMM ONE」の販売を2019年からタイで開始し、2021年から日本において販売を開始している。
同覚書のもと両社は、出光興産のSSネットワークを活用したEV関連事業の推進に向け、以下の分野で協業の可能性を検討する。
・FOMM ONEのメンテナンス等のアフターサービス提供とSSネットワーク活用に関する検討
・FOMMのバッテリー交換式コンバージョンEV事業における販売、改造業務、アフターサービス提供等とSSネットワーク活用に関する検討
・SSネットワークを活用したFOMMのバッテリー交換ステーション事業の展開に関する検討
・FOMMが将来的に量産を計画する新型車両の展開における連携可能性の検討
協業を通じて、EVに関連する多様なサービスとネットワークの拡充の実現していくとしている。