開く
NEWS

スバル、新型「フォレスター」世界初公開。米国市場で2024年春に発売へ

公開日:
更新日:
スバル、新型「フォレスター」世界初公開。米国市場で2024年春に発売へ

SUBARU(スバル)は11月16日(米国時間)、米国仕様車の新型「フォレスター」を初公開した。

フォレスターは、1997年に初代モデルがデビュー。スバルの中核を担う正統派SUVとしてグローバルに展開している。米国では、これまで260万台以上を販売し、スバルの最量販モデルの一つとなっている。

エクステリアのフロントビューは、ヘッドランプまでつながり、高い位置に軸を通す造形のグリルで構成。リヤビューは、荷室空間の広さを強調するため、傾斜を抑えたリヤゲートとし、左右のコンビネーションランプを高い位置でつないだ。

インテリアは、インストルメントパネルやシフト操作部まわりを中心に、随所でSUVらしい頑丈さと安心感を表現したという。さまざまな機能を集約した11.6インチセンターインフォメーションディスプレイをインテリアの中央に配置し、実用性と利便性を高めている。

新型「フォレスター」(米国仕様車)の運転席

走行性能は、アクティブトルクスプリットAWDの制御を刷新。駆動力を軸重に合わせて常に最適配分することで、操舵初期の高い応答性とライントレース性を実現。日常使いのさまざまな走行シチュエーションで、安心感のある走りと操舵の気持ちよさの両立を目指した。滑りやすい路面などで、エンジン、トランスミッション、ブレーキ等をコントロールするX-MODEを採用し、安定感も高めた。

シートには骨盤を支える構造を採用。仙骨を押さえることで、車体の揺れが頭部へ伝わることを防ぎ、ステアリング操作に伴うロールや、路面のうねりで身体が大きく揺さぶられる状況でも、快適な乗り心地と疲労の軽減に寄与する。

新世代アイサイトを標準装備し、安全性能を向上。低速時に、新型ステレオカメラよりも広角で、二輪車/歩行者を認識できる単眼カメラを採用することで、プリクラッシュブレーキで対応できるシチュエーションを拡大し、歴代アイサイトとして最高の性能を実現した。さらに、ドライバー異常時対応システムも採用。車線中央維持制御・先行車追従操舵制御の作動中にドライバーが長時間ステアリング操作を行わなかった場合、車両を停止し、ハザードランプを点灯させ、ドアをロック解除。その後、SUBARU STARLINKコネクティッドサービスが緊急通報する。

米国市場では「Base」「Premium」「Sport」「Limited」「Touring」の5グレードを設定。2024年春以降の導入を予定している。

PICK UP