トヨタ「ジェネオ-E」など3車種60台の改善対策を提出…タイヤの負荷率増加や過積載となるおそれ
豊田自動織機は、ジェネオ-Eなど3車種の車両銘板に不備があり、タイヤの負荷率増加や許容荷重を超えた荷を積載するおそれがあるとして、5月29日、国土交通省物流・自動車局長に改善対策届を提出した。改善対象車は、2007年9月27日~2023年6月9日に製造された60台。
今回改善対策の対象となるのは、2007年9月27日~2023年6月9日に製造されたジェネオ、ジェネオ-B、ジェネオ-Eの3車種60台。
不具合の箇所は、車両銘板。打刻用の登録データの確認に不備があり、タイヤ空気圧と許容荷重に設計値と異なる値が打刻されているものがある。銘板通りに調整するとタイヤの負荷率が増加し、想定を超える荷重の荷を積載するおそれがある。
改善措置として、全車両の車両銘板を正しい値を打刻した銘板に交換する。