日産「セレナ」197台をリコール…カーテンエアバッグが正常に展開しないおそれ
日産自動車は、セレナのルーフトリムに不具合があり、カーテンエアバッグが正常に展開しないおそれがあるとして、2024年10月3日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2023年12月5日~12月7日に製造された197台。
不具合の箇所は、ルーフトリム。成形設備の設定が不適切なため、規格より厚みのあるものがあり、ルーフトリム裏側に取り付けられているカーテンエアバッグが正常に展開しないおそれがある。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。社内からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のルーフトリムを良品に交換し、赤色のシールをモデルナンバープレートの右横に貼り付ける。
使用者にはダイレクトメール等で通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。