ステランティスとLGエナジーの合弁会社ネクストスターエナジー社が、カナダ初の大規模EVバッテリー製造施設の稼働を開始
ステランティスは、LGエナジーとの合弁会社ネクストスタ―エナジーが、バッテリーモジュールの生産を開始したことを発表した。同工場はカナダ初の電気自動車用バッテリーの大規模製造施設で、完成時には年間49.5ギガワット時の生産能力を誇る。セル生産工場は2025年の完成に向けて計画通りに進行中で、2,500人の雇用創出計画のうち、450人以上の採用が決定している。
ステランティスとLGエナジーの合弁会社、ネクストスタ―エナジーがカナダに設置した大規模製造施設ではEV用バッテリーが生産される。年間49.5ギガワット時のバッテリーの生産能力を備え、年間45万台の自動車に電力を供給できる。2022年の起工式以来、7,500人以上のカナダ人労働者が延べ570万時間近くを費やし、着実に建設が進められてきた。平均して毎日2,000人以上の労働者が現場で作業に従事しており、このプロジェクトを完成させるために必要な規模とレベルの取り組みと協力体制が示されている。
バッテリーモジュールケースは現地で製造され、各モジュールは複数のバッテリーセルで構成されている。バッテリーモジュールはバッテリーパックにまとめられ、電気自動車に電力を供給する。