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Luup、西武・東急と資本業務提携。各沿線やグループ施設へのポート設置を推進

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Luup、西武・東急と資本業務提携。各沿線やグループ施設へのポート設置を推進

Luup(ループ)は7月26日、西武ホールディングスの連結子会社であるブルーインキュベーションおよび東急と、次世代の移動インフラを構築し沿線価値をさらに高めるまちづくりを推進することを目的に、資本業務提携を締結したと発表した。

ループは、「街じゅう『駅前化』する新しい短距離移動インフラをつくる」をミッションとし、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティを用いたラストワンマイル移動インフラ「LUUP」を提供している。2024年7月現在、電動キックボードや電動アシスト自転車のシェアリングサービスを東京・大阪・横浜・京都・宇都宮・神戸・名古屋・広島・仙台・福岡の10エリアを中心に展開している。

ブルーインキュベーションは、西武グループにおいて、インキュベーション事業、新規事業の企画開発、支援および運営に関連する事業に取り組んでいる。今回の提携により、東京プリンスホテルや東京ガーデンテラス紀尾井町、ダイヤゲート池袋など、西武線沿線や同社の関連施設にLUUPポートの設置拡大を行う。自治体・企業・団体などの地域コミュニティによるLUUPの運営が可能なサービス「LUUP for Community」を西武グループ関連エリアへ導入して、地域住民や観光客の移動手段の確保や町の活性化に貢献し、新モビリティも積極的に導入する。さまざまなサービスを創造し、地域コミュニティのオーナーに向けた運営モデル開発も推進する。

東急は、214社7法人で構成される東急グループの中核企業。ループとの提携により、両社の交通データの分析を通じて東急線沿線のLUUPポート設置戦略等を策定し、東急線沿線やグループ施設周辺などの交通結節点にポートを設置して利便性を向上させる。リソースを活用することでLUUPのオペレーションなど、事業の相互的な効率化を推進する。東急線沿線のポートに防災拠点としての機能を搭載するなど多機能化し、沿線価値を高めるまちづくりを目指す。

3社は安全に配慮しながら、沿線全体のにぎわい創出に取り組む。

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