日産、コンパクトSUV「マグナイト」のマイナーチェンジモデルをインドで発売。2025年から左ハンドル市場にも展開へ

マグナイトは、同社が2020年からインドで生産・販売しているSUVモデル。都市部での運転に適したコンパクトなボディサイズでありながら、広いホイールベースにより5人乗車を実現。狭いスペースでの駐車をサポートするアラウンドビューモニターも採用。インド国内および海外市場で累計15万台を販売している。

新しいマグナイトは、ターボチャージャー付1.0リッターエンジンを搭載。トランスミッションにはマニュアルトランスミッションとCVTを設定しており、これらを組み合わせることで、燃費とレスポンス性能を最適化した。

エクステリアは、頑丈さを感じさせるデザインを採用。フロントとリアにLEDライトを装備し、合金ホイールとルーフレールを組み合わせた。

室内空間には、新たにTFTディスプレイや、スマートフォンとシームレスにつながるワイヤレスApple CarPlayとAndroid Autoを設定、ワイヤレスのスマートフォン充電器も搭載した。調整可能な4色のアンビエント照明を採用したことで、室内の快適性も向上させている。

新機能として、リモートエンジンスタート、降車時オートロック・接近時アンロック機能、冷却機能付きグローブボックスに加え、エアイオナイザーなどを採用した。

全グレードに6つのエアバッグを装備したほか、ボディには強化スチールを使用し、自動調光リアビューミラーも装備している。

同社は、これまでマグナイトを右ハンドル市場に輸出していたが、2025年からは新たに左ハンドル市場にも輸出し、2026年までにインドから65以上の市場に向けて、10万台レベルの展開を目指している。