Luup、三重県津市で電動アシスト自転車のシェアリングサービス提供開始。新たな移動手段としての検証のため
Luup(ループ)は8月26日から、三重県津市で電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP(ループ)」の提供を実験的に開始した。
同社は、「街じゅうを『駅前化』するインフラをつくる」をミッションに掲げ、電動キックボードや電動アシスト自転車などの電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」を提供している。
三重県津市の中心市街地の大門・丸之内地区では、官民連携してエリアプラットフォーム「大門・丸之内 未来のまちづくり」を設立し、地区の目指すべき姿を共有してまちづくりを進めている。
同地区は、駅等の交通拠点から一定の距離があり、アクセス性や回遊性の強化が課題となっている。二次的で手軽な交通手段を導入することで、交通拠点等からの来訪性と地区内の回遊性が向上するかを検証するため、実験的にシェアサイクル事業を実施することとなった。7月に大門・丸之内地区シェアサイクル事業業務の入札を実施し、同社が実施事業者として採択された。
同社は、地区内を巡る新たな移動手段として電動アシスト自転車を提供。車両台数は55台、ポート数は15カ所で、ポートごとに停車可能台数が異なる。車両とポートは、順次追加を予定している。
利用料金は10分まで200円で、以降1分あたり15円の時間料金が加算される。24時間利用可能で、スマートフォンアプリを用いて、電動アシスト自転車に乗車し、ポートからポートへの移動ができる。
提供期間は2025年2月25日20時まで。
提供期間:2024年8月26日10時~2025年2月25日20時
利用可能時間:24時間
車両台数:55台(順次追加予定)
ポート数:15カ所(順次追加予定)
保険:対物賠償、対人賠償、利用者自身の怪我が対象