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ストラドビジョン、TI社製ADASおよび自動運転用SoCに『SVNet』ソフトウェアを提供

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ストラドビジョン、TI社製ADASおよび自動運転用SoCに『SVNet』ソフトウェアを提供

ストラドビジョンは、物体画像認識技術のソフトウェア『SVNet』を、テキサス・インスツルメンツ社の車載用TDA4 プロセッサに提供することを発表。2023年1月にラスベガスで開催されたCES 2023に出展し、TDA4 SoCとのデモンストレーションを行った。

ストラドビジョン(韓国ソウル市、CEO キム・ジュナン氏)は、物体画像認識技術のソフトウェア『SVNet』を、テキサス・インスツルメンツ社(以下、TI社)の車載用TDA4 プロセッサに提供することを発表した。

ディープラーニングベースの組込み型知覚アルゴリズムの実現により、ADASレベル2や量産車用の広範囲な自動運転機能の普及をサポートする。また、2023年1月にアメリカ・ラスベガスで開催されたコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES 2023)においてTDA4 SoCとのデモンストレーションを行った。

世界で採用される物体認識AIソフトウェア『SVNet』

ストラドビジョンの『SVNet』は、ADASや自動運転分野の認識技術における最先端ソフトウェアのひとつで、TI社の車載用プロセッサを含む18以上のプラットフォームに対応している。暗いところや悪天候下でも、車両、車線、歩行者、動物、空き地、交通標識、信号機などの対象物を検出・認識することが可能だ。

また、 TDA2SXプロセッサを使用し、ディープラーニングベースの物体検知ソフトウェアを実行した最初のディープニューラルネットワークである。現在はTDA4VMプロセッサファミリー全体においても、ディープニューラルネットワーキングを提供している。このディープラーニングベースのカメラ認識ソフトウェアが評価され、『AutoSens Award』において2年連続金賞を受賞している。

TI社TDA4ALとのコラボレーションについて

『SVNet』のTI社製TDA4プロセッサへの実装により、低消費電力化と部品点数削減ができるとともに、高いパフォーマンスを発揮する。今日のADAS市場において求められる柔軟性がもたらされ、OEMのレベル2機能搭載モデル大量生産をサポートすることにもつながるだろう。

プロセッサ担当ゼネラルマネージャーAish Dubey氏のコメント

「より多くの自動車へ高度運転支援機能を搭載することで、ドライバーの快適性と安全性の改善につながります。ハードウェアに合わせて最適化された『SVNet』により、自動車設計者はTI社の車載用SoCを活用してサラウンドビューを実現し、安全性の向上に貢献します」

ストラドビジョンCEO キム・ジュナン氏のコメント

「TI社の車載用プロセッサ向けソフトウェアは、ADAS向けに最適化されています。当社の次のステップは、レベル2およびその上のレベルに向けた自動車メーカーの主要な性能要件を満たすソリューションを提供していくことです」

TI社TDA4プロセッサ・ファミリー

TDA4プロセッサ・ファミリーは、レベル2以上のシステム量産に対応するエントリー・カメラ・ソリューションを提供する。 このプロセッサは、ADASおよび自動運転(AV)アプリケーション向けに専用設計されており、TI社がADASプロセッサ市場で10年以上にわたり蓄積してきた豊富な知見が織り込まれている。

また、機能安全規格に準拠したアーキテクチャに、高性能演算、ディープラーニングエンジン、信号および画像処理用の専用アクセラレータを独自に組み合わせている。TDA4は、ADAS、ロボット、マシンビジョン、レーダーなどさまざまな産業用途において最適なデバイスであるといえるだろう。

ストラドビジョンについて

ADAS向け物体画像認識処理AI技術開発企業として2014年に設立。現代自動車やLGエレクトロニクス、IDG Capital、アイシングループなどからの出資を受け、ソウル、サンノゼ、デトロイト近郊、東京、上海、フリードリヒスハーフェン、デュッセルドルフに拠点を構える。データアルゴリズムのエンジニアをはじめとする300名以上のチームによって、完全自動運転の実現を促進すべく事業を展開している。

2020年には、ルネサス主催『R-Carコンソーシアム』のプロアクティブパートナープログラムにも選出され、『Autonomous Vehicle Technology ACES Award in Autonomy(ソフトウェア部門)』も受賞。さらに、2021年および2022年には、オートセンスアワード(AutoSens Award)オブジェクト認識部門最高賞を受賞した。

他にも、2020 AVT ACES自律走行車両革新賞を受賞するなど、業界の専門家にその技術力が認められている。なお、同社のソフトウェアは、品質マネジメントシステムのISO 9001:2015および自動車機能安全のISO 26262の認証を取得している。

日本では、システムオンチップ(SoC)ソリューション企業のソシオネクストと、日本市場へSVNetの供給を拡大するため2020年8月に協業契約を締結している。

代表者:CEO / Ph.D & CFA 金埈焕(キム・ジュナン)
韓国本社:363, Gangnam-daero, Seocho-gu, Seoul, 06621, Republic of Korea
StradVision Technology USA Inc.: 3003 N 1st St #234, San Jose, CA 95134
ネットワーク:韓国、日本、中国、ドイツ、アメリカ

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