開く
NEWS

横浜ゴム、電動車対応タイヤに独自のマーク「E+」を導入

公開日:
更新日:
横浜ゴム、電動車対応タイヤに独自のマーク「E+」を導入

横浜ゴムは、近年増加している電動車用のタイヤ需要に応えるため、電動車対応商品であることを示す独自のマーク「E+(イー・プラス)」を、2023年下期より乗用車およびトラック・バス用タイヤに導入することを発表した。

タイヤサイドに施された「E+」マークの刻印
タイヤサイドに施された「E+」マークの刻印

横浜ゴムは、これまで「BMW iX3」「メルセデスAMG EQS 53 4MATIC+」、LEXUS「RZ」、トヨタ自動車「bZ4X」、SUBARU「SOLTERRA」、「日産サクラ」、三菱自動車工業「eKクロスEV」などプレミアムから軽自動車まで数多くの電動車へ新車装着(OE)用タイヤを納入してきた。同社は、OEタイヤなどの商品開発で培ってきたさまざまな技術を応用し、電動車向け市販用タイヤの開発を進めている。

BEV(バッテリー電気自動車)、EV(電気自動車)、PHEV(プラグインハイブリッド自動車)、HEV(ハイブリッド自動車)、FCEV(燃料電池自動車)を含む電動車に装着されるタイヤには、バッテリー搭載による高荷重やモーターによる高トルク出力への対応、エンジン音のない静かな電動車にふさわしい静粛性への対応、車両の電費・エネルギー消費効率向上、航続距離拡大への対応など特徴的なニーズがあるという。

「E+」マーク
「E+」マーク

今後、これらの技術により電動車の特徴的なニーズに対応した新商品には「E+」マークをタイヤサイドへ打刻するほか、カタログやウェブサイトなどに表示することで、電動車対応商品であることを分かりやすくユーザーへ伝えていく。

「E+」第1弾の商品展開は、EV車専用ウルトラハイパフォーマンスサマータイヤ「ADVAN Sport EV(アドバン・スポーツ・イーブイ)」。2023年秋頃より欧州などで順次発売予定。

PICK UP