キャタラー、北米新工場が生産開始。最新触媒の需要増に対応
北米キャタラーは3月5日、アメリカ・ノースカロライナ州ニュートンにサテライト工場「ヒッコリープラント」を新設し、2月に操業を開始したと発表した。
同工場は、エンジン搭載車向け触媒の生産工場で、厳格化される排出ガス規制やハイブリットなどの複雑化するエンジンシステムに対応した最新触媒の需要増に対応するために新設された。
敷地面積は約9万平米。2022年9月に竣工し、2024年2月より操業を開始した。自動化された製造設備を取り入れ、生産能力の増強を目指す。
同工場は、LED照明による電気消費量削減などの環境負荷にも配慮。本社工場が自然災害などの被害を受けた場合のバックアップ工場としての役割も担う。