ジープ、コマンダーの限定車「ロンジチュード」を発売。2023年完売の限定モデルが再登場
ステランティスジャパンは9月19日、ジープブランドの7人乗りSUV「Commander(コマンダー)」の限定車「Jeep Commander Longitude(ジープ コマンダー ロンジチュード)」を100台限定で発表した。
コマンダーは、最大7名まで乗車可能な3列シートを備えたミッドサイズSUV。
今回発売した限定車は、2023年に発売し、完売した限定車「Commander Longitude」をリバイバルモデルしたもの。ホイールやフロントライトなどのエクステリアや2.0L 4気筒ターボディーゼルエンジンのパワートレインは「Commander Limited(コマンダー リミテッド)」と同等でありながら、前輪駆動やプレミアムファブリックのインテリアなどを採用することで、ベースモデルより50万円低い価格に抑えた。
パワートレインは2.0L DOHC直列4気筒ターボディーゼルエンジンを搭載し、最高出力170ps、最大トルク350Nmを発揮する。強力なトルクを1,750〜2,500rpmという低回転域から発生することに加え、ベース車と比べ90kg軽量化をしたことで、発進時のパワフルな加速性と、コーナリング時の優れたドライバビリティーを実現。エンジンに組み合わせる9速オートマチックトランスミッションが走行状況に合わせ細かく適切なギアを選択することで、燃費と加速性能を向上させている。
搭載する安全装備は以下の通り。
・ダプティブクルーズコントロール
前方車両と一定の距離を保ちながら追従し、前方車両が停止すると、自車を停止させるように制御。前方車両が動きだすと再び追従を開始するSTOP & GO機能も搭載。
・ブラインドスポットモニター
ドアミラーの死角にある車両を検知、警告。
・ハイウェイアシストシステム
高速道路走行時に車線の中央を維持するようステアリング操作をアシスト。
・アクティブレーンマネジメント
左右の車線を検知し、車両が方向指示器を作動させずに車線を逸脱した際は、警告と同時にステアリングにアシストトルクを発生。
・衝突被害軽減ブレーキ
歩行者や自転車などを認識し、衝突の可能性が高い場合、警告と共に自動でブレーキをかけ、被害を軽減。
・オートブレーキホールド
ドライバーがアクセルを踏むまでの間、ブレーキを維持し、車両が動きだすのを制御。
・ParkSense縦列/並列パークアシスト・アンパークアシスト
ステアリングをコントロールし、駐車操作や駐車スペースからの出庫操作をアシスト。ドライバーはシフトとブレーキの操作のみで駐車、出庫ができる。
ボディカラーは、「パールホワイトトライコート」を専用色として設定する。
価格は559万円。