TECHNOLOGY
次世代の軽自動車エンジンを考えてみる


直噴ではなくポート噴射を選択。超ロングストローク、副室ジェット燃焼で耐ノック性は充分。6ba(r通常3bar)の圧力で吸気行程噴射をすれば直噴に近い混合気冷却効果が得られるし、部分負荷燃焼やPN排出低減にはポート噴射が有利。コスト抑制にもなる。
660ccという同一排気量でも3気筒から2気筒へ気筒数を減らせば、冷却損失低減、機械損失低減で燃費に効く。そしてコスト、質量面でも有利。とくにコスト面のメリットは大きい!
減速時のエネルギー回生とスタートアシストなどを行なう48VのBSG(ベルト・スターター・ジェネレーター)をヘロンバランサーとしても使い、振動を抑制するのがこのエンジンのポイントだ。


