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エンジンテクノロジー超基礎講座067|国産各社のエンジン型式命名規則を探る

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エンジンテクノロジー超基礎講座067|国産各社のエンジン型式命名規則を探る

記号の羅列であるエンジン型式名。しかし詳しい人はこともなげにすらすらと次々にエンジンの名前を語る。そこにはどのような法則性があるのだろうか。各社の事情を調べてみた。
*本記事は2010年10月に執筆したものです

エンジン型式命名規則 トヨタの場合

原則として最初の記号または数字は開発順序を、次の記号はエンジン系列を示す。たとえば「4GR」の場合「4番目に開発されたGR型」という意味となる。3番目以後にも記号が続く場合は、最初の2ケタの記号の後にハイフンの区切りが入る。ハイフン以後に続く記号は、そのエンジンに含まれる技術要素を表し、最大3文字までとされる。現行のエンジンで使用されている主な技術要素記号は下記の通り。

G:高性能広角ツインカム(おおむねバルブ挟み角50°以上の高圧縮比・高回転のDOHC)
F:省燃費狭角ツインカムもしくは高効率エンジン(コンパクトツインカム)(いわゆる「ハイメカツインカム」=狭角4バルブDOHC)
P:LPG仕様
N:CNG仕様
B:エタノール仕様
T:ターボ過給
Z:スーパーチャージャー過給
X:アトキンソンサイクル仕様
H:高圧縮比もしくは高圧過給仕様
A:連続可変バルブリフト機構採用
E:電子制御式燃料供給
S:D-4(筒内直噴燃料噴射装置)装備
V:コモンレール式燃料噴射装置装備(ディーゼルのみ)

たとえば「4GR-FSE」は「4番目に開発されたGR型のうち狭角4バルブDOHC、D-4装備、電子制御式燃料供給方式のエンジン」という意味になる。

エンジン型式命名規則 日産の場合

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