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豊田合成、世界初の「発光機能付きミリ波レーダ対応エンブレム」を開発
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豊田合成(本社:愛知県清須市)は、ミリ波レーダの透過機能と発光機能を併せ持つ新たなエンブレム「発光機能付きミリ波レーダ対応エンブレム」を世界で初めて開発した。同エンブレムは、トヨタ(本社:愛知県豊田市)の新型BEV「LEXUS RZ」に搭載されることが決定している。
豊田合成は、ADAS用ミリ波レーダの透過機能と金属調の見栄えを両立した「ミリ波レーダ対応エンブレム」や、LEDの光でブランドマークを際立たせる「発光エンブレム」を提供している。
新開発のエンブレムは、金属調の塗布技術と独自の光学設計技術により、透過と発光2つの機能を持つ。また、光でBEVの充電状態を知らせたり、ドライバーが近付いた時に光る機能(車とユーザーのコミュニケーション機能)も備えており、先進的な機能とデザインの実現に貢献するという。
本製品は、トヨタのプロジェクト表彰における「CE特別賞」を受賞。豊田合成は、今後も車の顔として高いデザイン性が求められるフロント部品に、ミリ波レーダやLiDARなどのセンシング機能を融合した新製品の開発を行い、安全で魅力的な車づくりに貢献していくという。