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BYD、日本市場向けに中型EVバス「J7」を発表。24年1月に受付開始

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BYD、日本市場向けに中型EVバス「J7」を発表。24年1月に受付開始

BYD(ビーワイディー)の日本法人であるBYDジャパンは11月16日、日本市場向けに中型EVバス「J7(ジェイセブン)」を開発したと発表した。

同社は、2015年に中国自動車メーカーとして初めて日本国内にEVバスを納入して以降、日本市場に向けた車両の拡充や刷新を積極的に実施。効率の高い充電方法についても、複数の国産充電器メーカーと課題解決に向けた協議や実験を実施している。

日本の急速充電規格CHAdeMOにもいち早く対応し、コミュニティバスに最適な小型EVバス「J6」や、日本の路線バスに最適な10.5mサイズの大型EVバス「K8」を市場投入。J6とK8は2023年末から、ブレードバッテリーを搭載した新型の納車が始まる。

今回、新たに中型EVバス「J7」を開発・販売。小型・中型・大型フルラインアップで、日本市場のニーズに応えるEVバスを展開する。

車長×車幅×車高は、8,990mm×2,300mm×3,255mm。リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを使用し、バッテリー容量は192.5kWh、航続距離は約250km(乗車率65%、エアコンなしの場合)。乗車定員は最大61人。

ブレードバッテリーを搭載することにより、安全性を確保しながら、車室内空間の拡大によるフルフラット化と高い航続距離性能を両立している。

2024年1月1日から予約受付を開始し、2025年秋に納車を開始する予定。同社は、2030年までに小型・中型・大型問わず累計4,000台のEVバスを販売することを目指す。

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