TECHNOLOGY
キープコンセプトと刷新のバランス:スズキ・新型スイフト試乗
試乗車の装着タイヤはブリヂストンEcopia-EP150。サイズは185/55R16で指定空気圧は前250kPa/後220kPa。早い操舵感はこのフロントタイヤ空気圧にも関連しているか。なお前軸重610kg/後軸重340kg。XGグレードは15インチホイール/175/65R15タイヤを採用する。

基本的に先代を踏襲。「スタビライザーの仕様を変更し、より捻れにくくする」特性としたとのことで、ロール速度が速い印象はここが一因か。操舵は戻し側の操舵トルクが把握しづらい印象で、旋回後期にグラリと思わずクルマを傾けてしまうことが少なくなかった。

電動パーキングブレーキを一部グレードに搭載「。ストローク量を増加することで、路面の凹凸などによる大きな衝撃を緩和」という。後席乗車の印象としてはストローク初期の動き出しが渋い印象で、これは400km超という試乗車の極少ない走行距離にも関連していたのだろうか。

