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前橋市の自動運転バス実証実験。2024年度の実用化へむけて最終段階へ

令和6年度の自動運転レベル3実用化を目指す

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前橋市の自動運転バス実証実験。2024年度の実用化へむけて最終段階へ

2024年度の自動運転バス通年運行を計画している群馬県前橋市。実験と並行して行われている住民アンケートでは、高齢者を中心に好意的な声が多く寄せられている。2023年1月に行われた実証実験に迫っていこう。

2023年1月、群馬大学、日本モビリティ、日本中央バス、前橋市が共同で自動運転バスの実証実験を開始した。

期間は2023年1月15日〜3月19日までの2ヶ月間で、火曜日と水曜日を除く週5日運行する。火曜日と水曜日は自動運転を行わず、手動運転での運行となる。前橋市では、2018年から実証実験を行っており今回で5回目となる。令和6年度には、自動運転レベル3の実用化を目指している。

営業用バスを使用した自動運転バスの営業運行を実施

前橋市では、これまで4回の実証実験を行ってきた。今回の実証実験における最も大きな違いは、実際の営業用バスで営業運行することにある。研究用車両に乗客を乗せて運行したことはあるが、今回は自動運転機能を搭載した日本中央バスの営業車両を使う。

上毛電鉄中央前橋駅と大型商業施設のけやきウォーク前橋間を結ぶシャトルバスの経路内で、中央前橋駅とJR前橋駅を結ぶ1kmの区間は自動運転、JR前橋駅とけやきウォーク前橋の区間は手動運転にて運行する。

運賃は自動運転区間の中央前橋駅とJR前橋駅間、手動運転区間のJR前橋駅とけやきウォーク前橋間は大人100円、こども50円。自動と手動運転区間を合わせた中央前橋駅とけやきウォーク前橋間は大人150円、こども80円の設定だ。

運行ダイヤは朝8時台から夜9時台まで約30分間隔で、中央前橋駅と前橋駅から1台づつ発車する。車体内部、前後、クルマの下には遠隔操作用に14台のカメラが設置される。バスの位置は、GPSで把握する。

前回までは群馬大学構内に管制室を設置してオペレーションを行ったが、今回は駅から6km離れたバス会社に設けられた管制室で運行状況を把握する。トラブル発生時には手動運転に切り替え、運転席のドライバーが操作を担当することで安全を担保する。

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