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自動バレーパーキングの商用利用が認可を取得

車両自身がスペースを探して駐車する

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自動バレーパーキングの商用利用が認可を取得

ボッシュとメルセデス・ベンツは、自動バレーパーキングの商用利用で正式承認を得た。シュトゥットガルト空港を皮切りに、ハンブルク、ベルリン、ケルン、フランクフルト、ミュンヘンなど、都市部15箇所の駐車場へ自動バレーパーキングのシステムを設置する。

2023年1月23日、ボッシュはAPCOA(駐車場管理会社)およびメルセデス・ベンツと行う、シュトゥットガルト空港における自動バレーパーキングの商用利用に正式承認を得たことを発表した。

AVPの概要

バレーパーキングとは、ホテルやレストラン、コンサート会場の入口などに車を乗り付け、係員が駐車場への出し入れを代行する駐車サービスのことだ。今回のシステムでは、それを自動で行う。

ドライバーは駐車場の引き渡しスペースまで運転した後、車を降りてアプリで指示する。クルマに搭載されたボッシュのステレオカメラシステムが連動し、周囲の安全を確認しながら自走し、車両自身がスペースを探して駐車する。

新型の車載カメラは駐車スペースを特定するだけでなく、走行通路と周囲の監視と、障害物や人間を正確に検知する。障害物を検知すると、車両はブレーキをかけて安全に停止し、障害物がなくなると走行を再開する。

利用可能なスペースへ到達するためのルートは、駐車場内の専用コントロールセンターが計算し、車載機器情報を受け取って運転操作に変換する。駐車後の乗り降りがないので、車同士が距離を詰めて駐車できるメリットがある。

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