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ホンダ「N BOX Custom」など2台をリコール…走行中エンストに至るおそれ
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ホンダは、低圧燃料ポンプに不具合があり、最悪の場合、走行中エンストに至るがおそれがあるとして、2023年10月13日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2013年10月22日に製造された「ホンダ N BOX Custom」と、2018年6月15日に製造された「ホンダ オブ ザ ユーケー シビック」の2台と、交換修理用部品として出荷し、組付けられた車両が特定できない「燃料ポンプモジュール ASSY」3,431個。
不具合の箇所は、燃料装置（低圧燃料ポンプ）。交換修理用部品の低圧燃料ポンプのインペラ（樹脂製羽根車）において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプカバーと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがあるという。
これまでに不具合が13件発生しているが、事故は起こっていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の低圧燃料ポンプを対策品と交換する。
使用者には交換修理用部品として出荷し、組付けられた車両を追跡調査し特定のうえ、周知して改修等を行う。また、日整連発行の機関誌・自社ホームページに掲載する。
