ティアフォーのレベル4自動運転車、東海理化の電子ミラーシステム採用
東海理化は10月24日、ティアフォーが10月に認可を取得したレベル4自動運転車に、同社が開発した電子ミラーシステムが採用されたと発表した。
自動運転が特定の条件下で実行される際には、ドライバーの運転を補助するためにサイドミラーが必要となる。一方で、自動運転車には多数のセンサーが搭載されており、車体側面に設置されたサイドミラーがセンサーの視野の妨げやノイズを生む可能性があるため、サイドミラーを搭載しながら、自動運転センサーの死角を低減させることが求められる。
今回、ティアフォーが開発する自動運転車両に、東海理化の電子ミラーを採用し、サイドミラーの搭載と自動運転センサーの死角の低減を両立した。
ティアフォーはレベル4自動運転車両の開発を行い、東海理化は電子ミラーの開発および搭載設計を行う。両社は今後も、レベル4自動運転車両に必要とされる機器の開発を共に進め、自動運転車の安全性と機能性向上に取り組んでいくとしている。