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トヨタ新型「アルファード」「ヴェルファイア」に住友理工のシート用防振ゴム採用

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トヨタ新型「アルファード」「ヴェルファイア」に住友理工のシート用防振ゴム採用

住友理工は11月27日、同社のシートレールマウント(シート用防振ゴム)が、トヨタ自動車とトヨタ車体の新型「アルファード」「ヴェルファイア」に採用されたとを発表した。

ミニバンには、乗り心地性能向上のため、シートの振動を打ち消す防振部品が採用されているが、これまでは全ての振動を打ち消すことはできていなかった。

この課題を解決するにあたり、新型アルファードでは、シートとボディの締結部(車両内側前後に各1カ所)にシートレールマウント(シート用防振ゴム)を取り付け、シートに振動を伝えない防振構造が採用された。

同構造はトヨタ自動車、トヨタ車体で初採用であり、シートの振動を従来の1/3に低減し、快適な乗り心地の実現に貢献しているという。

同製品は、従来の防振部品に比べ約3キログラムの軽量化を実現し、燃費の向上にも貢献。車両性能・快適性向上に貢献したことが評価され、トヨタ自動車とトヨタ車体より、技術賞を受賞している。

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