日本フルハーフ「いすゞ フォワード」など2車種27台をリコール…ブレーキ作動時に片効きが発生するおそれ
日本フルハーフは、いすゞ フォワードなど2車種のブレーキ配管に不具合があり、最悪の場合、ブレーキ作動時に片効きが発生するおそれがあるとして、2024年5月17日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2022年7月18日~2023年9月4日に製造された27台。
今回リコールの対象となるのは、2022年7月18日~2023年9月4日に製造されたいすゞ フォワード、UDトラックス コンドルの2車種27台。
不具合の箇所は、制動装置(ブレーキ配管)。シャシとボディーの前方締結部において、作業指示・確認が不適切なため、ブラケットマウントを固定する裏プレートがシャシのブレーキ配管を挟んでいることがあり、最悪の場合、ブレーキ作動時に片効きが発生するおそれがある。
これまでに不具合が2件発生しているが、事故は起きていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の裏プレートとブレーキ配管を点検する。正しく取り付けられていない場合は、両部品を新品に交換し、正規の取り付け状態に戻す。
使用者にはダイレクトメールまたは直接訪問で通知し、改善実施済車には、荷箱前面左下部にNo.5476のステッカーを貼付する。