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ホンダ「GB350」など2車種約2.5万台をリコール…ブレーキが効かなくなるおそれ

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ホンダ「GB350」など2車種約2.5万台をリコール…ブレーキが効かなくなるおそれ

本田技研工業(ホンダ)は、GB350など2車種の前後車輪速センサーの防水構造に不具合があり、センサー内部に浸水し、最悪の場合、ブレーキが効かなくなるおそれがあるとして、2024年9月5日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2021年2月23日~2024年4月19日に製造された2万5,012台。

今回リコールの対象となるのは、2021年2月23日~2024年4月19日に製造されたホンダ GB350、GB350 Sの2車種2万5,012台。

不具合の箇所は、制動装置(車輪速センサー)。前後車輪速センサーの防水構造が不適切なため、雨中走行等により、センサー内部に水が浸入する場合がある。センサー回路が短絡して車輪速信号が乱れ、速度計指示不良となる、もしくは、トラクションコントロール制御が働き、加速不良となるおそれや、最悪の場合、走行中に車輪がロックしたと誤検知し、ブレーキが効かなくなるおそれがある。

これまでに不具合が49件発生しているが、事故は起きていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の前後車輪速センサーを対策品に交換する。

使用者にはダイレクトメール等で通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。

リコール等情報|ホンダ

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