自動運転レベル4が中国で実現?百度が2023年中の市販を予定
中国の自動運転技術を先導する百度
現在、自動運転レベル4の市販車は世界に存在していない。中国の自動運転技術を先導する百度では、2023年度中の市販を予定している。
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中国の自動運転市場は、自動車メーカーの増加や充電インフラの拡大、そして政府のイニシアチブによって急速に発展している。
そんな中、百度(バイドゥ)から発売される『Robo-01 Lunar Edition』が、市販車初の自動運転レベル4を実現する可能性がある。
自動運転事業を先導する 百度
百度は、中国でシェア率「84.27%」を占める中国最大手の検索エンジンだ。(インフォキュービック・ジャパン|検索エンジン占有率2022)
月間アクティブユーザーは6億人を超えるとされる。
この背景には、インターネット検閲により中国ではGoogleやFacebookなどのサービスが利用できないことが挙げられる。
検索エンジンとして割だけでなく、Facebookのようなコミュニティーの運営やマルチメディアサービスの展開によって、膨大な数のユーザーを獲得、急成長を遂げた。