BMW「R1250GSA」など2車種4,531台をリコール…走行不能になるおそれ
ビー・エム・ダブリュー(BMW)は、R1250GSAなど2車種のエンジン制御装置に不具合があり、走行不能になるおそれがあるとして、2023年2月2日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2018年8月28日~2022年10月17日に製造された4,531台。
今回リコールの対象となるのは、2018年8月28日~2022年10月17日に製造された、BMW R1250GS、R1250GSAの2車種4,531台。
不具合の箇所は、原動機(エンジン制御装置)。エンジン回転数と駆動輪の間に、急に大きな回転速度差を生じさせる特殊な運転操作条件下において、トランスミッションに大きな負荷がかかることがある。そのような走行を繰り返すと、最悪の場合、トランスミッションのインプットシャフトが折損し、走行不能になるおそれがある。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。海外支社からの報告により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のエンジン制御プログラムを修正する。使用者にはダイレクトメールで通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。