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マツダ「CX-60」約3万台をリコール…ステアリング操作時の操作力が増大するおそれ

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マツダ「CX-60」約3万台をリコール…ステアリング操作時の操作力が増大するおそれ

マツダはCX-60の電動パワーステアリングギヤボックスに不具合があり、ステアリングを操作するときの操作力が増大するおそれがあるとして、2024年1月18日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2022年7月5日~2023年12月13日に製造された30,150台。

不具合の発生箇所は、かじ取り装置(電動パワーステアリングギヤボックス)。電動パワーステアリングギヤボックスにおいて、ギヤ同士の噛み合わせ荷重設定が不適切なため、噛み合い部に塗布したグリースが押し出され、摺動抵抗が増加する。そのため、ステアリングを操作するときの操作力が増大するおそれがあるという。

これまでに不具合が252件発生しているが、事故は起きていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のギヤを噛み合わせるためのスプリングを対策品に交換し、押し出されたグリースをウォームホイールの噛み合い部に塗りなおす。

使用者には電話、ダイレクトメール等、もしくは車両のセンターディスプレイ画面へのメッセージ表示にて通知し、日整連発行の機関誌・自社ホームページにも掲載する。

リコール・サービスキャンペーン等情報|マツダ

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