コマツ「WA470-8」など3車種158台をリコール…燃料漏れのおそれ
小松製作所は、WA470-8など3車種の燃料装置に不具合があり、サプライポンプから燃料が漏れるおそれがあるとして、2023年2月2日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2013年3月29日~2022年11月11日に製造された158台。
今回リコールの対象となるのは、2013年3月29日~2022年11月11日に製造された、コマツ WA470-7、WA470-8、WA470-10の3車種158台。
不具合の部位は、燃料装置(サプライポンプ)。燃料噴射装置の圧力制御バルブ(PCV)をサプライポンプに固定するボルトの軸力が不足しているものがある。その結果、燃料配管から伝わる振動や燃料の圧送圧など、サプライポンプに加わる作用力によってボルトが緩み、最悪の場合、ボルトが折損し、サプライポンプから燃料が漏れるおそれがある。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のサプライポンプを対策品に、燃料配管を新品に交換する。
使用者には直接電話またはダイレクトメール等により連絡し、自社ホームページにも掲載する。