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制動装置のトラブル。スズキ「ハヤブサ」約1,500台をリコール

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制動装置のトラブル。スズキ「ハヤブサ」約1,500台をリコール

スズキは、同社が製造・販売する「ハヤブサ」の制動装置に不具合が発覚したことを受け、2023年2月15日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2021年2月25日~12月21日に製造された計1,557台。

フロントブレーキ・マスタシリンダボデーにおいて、ブレーキの液圧を調整するための油路の設定が不適切なため、油路を閉塞したままになることがある。そのため、特定の条件下でブレーキレバーの遊びが大きくなり、最悪の場合、制動距離が伸びるおそれがあるとのこと。

また、交換修理用部品として出荷したものの、組付けられた車両が特定できない計20個のフロントマスタシリンダアッシもリコール対象となっている。こちらは、2021年5月26日~6月3日に出荷された計20個。

これまでに不具合は29件発生しているが、事故は起きていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、フロントブレーキ・マスタシリンダボデーを対策品と交換すると共に、フロントブレーキ・マスタシリンダ関連部品を新品に交換する。また、使用者にはダイレクトメールまたは電話等で連絡を行うという。

リコール等情報|スズキ

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