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右側クランクケースカバーの製造工程が不適切。ホンダ「Rebel 250」など約5,400台をリコール

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右側クランクケースカバーの製造工程が不適切。ホンダ「Rebel 250」など約5,400台をリコール

ホンダのタイ法人Thai Honda Co.,Ltd.は、右側クランクケースカバーの製造工程が不適切なことにより、最悪の場合、火災や転倒のおそれがあるとして、2023年4月5日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2022年5月20日~12月22日に製造された5,421台。

リコールの対象となるのは、2022年5月20日~12月22日に製造された「Rebel 250」「CB250R」「CRF250L」「CRF250 RALLY」4車種計5,421台。

不具合の部位は原動機で、右側クランクケースカバーの製造工程が不適切なため、シーリングプラグの圧入部に塗装が付着しているものがある。エンジン等の熱により当該シーリングプラグの保持力が低下し、そのまま使用を続けると、シーリングプラグが抜けてエンジンオイルが噴き出す可能性があるという。最悪の場合、飛散したエンジンオイルが運転者に付着すると火傷、排気管等の高温部に付着すると火災、後輪タイヤに付着すると転倒のおそれがあるとのこと。

これまでに不具合は2件発生しているが、事故は起きていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の右側クランクケースカバーを良品と交換する。なお、改善措置用部品の準備に時間を要することから、使用者に不具合の内容を通知して注意喚起を行い、準備が整い次第交換するという。使用者には、ダイレクトメール等で通知する。

リコール等情報 | ホンダ

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