日産自動車、後付け急加速抑制アシストを発売

日産は、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や「踏み間違い衝突防止アシスト」、既販車向けの「後付け踏み間違い加速抑制アシスト」など、さまざまな衝突回避サポート技術を開発してきた。これらは障害物を検知し、安全な運転をサポートする技術だ。

今回発売する「後付け急加速抑制アシスト」は、障害物の有無に関わらず、車速が約30km/h以下の低速走行時において、アクセルペダルの踏み過ぎや踏み間違いによる急なアクセル操作を検知し、加速を抑制する技術。事故の抑止や被害軽減を目的としている。

また、加速を抑制すると同時に、ブザーの音（※1）とメーターパネル内の出力制限表示灯（カメのマーク）を点灯させることにより、急なアクセル操作を認知させブレーキ操作を促す。

「後付け急加速抑制アシスト」機能概要

主な機能と作動条件（※2）

・車速が約30km/h以下の低速走行時に急なアクセル操作を検知し、モーターのトルクを減少することで加速を抑制
・同時に、ブザーの音とメーターパネル内の出力制限表示灯（カメのマーク）の点灯で、急なアクセル操作をドライバーに知らせ、ブレーキ操作を促す

抑制機能が作動しない主なケース

全国希望小売価格

全国希望小売価格（消費税込み）：7,400円
価格は取り付け費用を含む。なお、車種や仕様により、追加費用（部品代・取り付け費）が必要な場合がある。

※1：前進時のみ
※2：本システムはあくまで運転を支援する機能で、自動で停止する機能ではない。踏み込み量によってはそのまま発進することもある。運転状況、車両の状態および、ドライバーの操作状態によっては、システムが正しく作動できないことがある。