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東海理化の「車内置き去り防止支援システム」を日産が採用

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東海理化の「車内置き去り防止支援システム」を日産が採用

東海理化(本社:愛知県丹羽郡大口町)は、2023年3月24日、「車内置き去り防止支援システム」が共同開発した日産(本社:神奈川県横浜市)の車両へ採用されたことを発表した。

近年、園児が通園バスに取り残される事故が相次いで発生している。それらの状況を踏まえ、2023年4月から幼稚園や保育所等で使用する全ての通園バスへ置き去りを防止する安全装置を設置することが義務付けられた。

東海理化は従来の製品開発で培ったスイッチ技術やエレクトロニクス技術の知見を活かし、後付け設置が可能でかつシンプルな操作で即時に現場活用ができる「車内置き去り防止支援システム」を開発した。

【車内置き去り防止支援システムについて】

「車内置き去り防止支援システム」の構成

1.コントローラ ASSY:車内のスピーカーから音声案内を流しドライバーへの注意喚起を行う。
2.リセットスイッチ:ドライバーが車内点検完了時にボタンを押し音声案内を停止させる。
3.SOS スイッチ:車内に取り残された場合などに車外への警報を鳴らし外部へ助けを求める。

<参考>

【搭載予定車両】(2023年6月~)
・日産自動車 車種:キャラバン(幼児通園専用車)、シビリアン(幼児通園専用車)
※搭載時期および搭載車両は変更の可能性があるとのこと。

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