ホンダらの共同研究開発等、経産省が「蓄電池に係る供給確保計画」として認定
ホンダとGSユアサは、以前から共同研究契約を締結し、リチウムイオン電池およびその製造方法の共同研究開発において連携を深めていた。その共同研究開発に加え、ブルーエナジーも含めて行うことを計画した量産投資が、経済産業省の「蓄電池に係る供給確保計画」として認定された。
同計画に従った取り組みにより、今後拡大が見込まれる国内でのバッテリー需要に対応するとともに、産業構造・社会構造をクリーンエネルギー中心へ転換するグリーントランスフォーメーション(GX)に貢献していくとしている。
認定された蓄電池に係る供給確保計画の概要
<事業者名>
株式会社GSユアサ、本田技研工業株式会社、株式会社ブルーエナジー
<事業総額>
約4,341億円
<助成金額>
約1,587億円(最大)
<生産規模>
20GWh(国内)
<品目>
車載用および定置用リチウムイオン電池
<計画する取り組み内容>
高容量・高出力の蓄電池の研究開発および量産に向けた製造技術開発を実施。また、量産投資を行い、2027年4月より生産ライン稼働(同年10月より本格量産開始)。2030年にかけて順次生産ラインを立上げ量産開始。