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ベローズが外れて走行不能になるおそれ。日本フルハーフ「フルハーフ DFPTF341A改」など17型153台をリコール

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ベローズが外れて走行不能になるおそれ。日本フルハーフ「フルハーフ DFPTF341A改」など17型153台をリコール

日本フルハーフは、フルハーフ DFPTF341A改など17型のエアサスペンションにおいて、ベローズ(空気バネ)を構成する部品の素材選定が不適切なため、最悪の場合、走行不能になるおそれがあるとして、2023年5月18日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2020年4月21日~2022年7月15日に製造された153台。

今回リコールの対象となるのは、2020年4月21日~2022年7月15日に製造された、BFPFX341B、DFPDF342CN改、DFPDG241A改、DFPFF233P改、DFPFH341A改、DFPFX340L、DFPFX341N、DFPTF341A改、KFKDH220N改、KFKDH320W改、KFKGG340SN、KFKGG340W改、FKHH340改、RFVFX341N、RFVFX341T、RFVFX341X、RFVFX345Gの17型式153台。

不具合の箇所は、緩衝装置(エアサスペンション)。セミトレーラのエアサスペンションにおいて、ベローズ(空気バネ)を構成する部品の素材選定が不適切なため、路面状況などにより、サスペンションの可動範囲が大きくなった場合、ベローズ内部のバンプラバーが天板に接触した衝撃により、ベローズ台座のトレーリングアーム取付部が割れることがある。そのため、ベローズがトレーリングアームから外れ、最悪の場合、走行不能になるおそれがあるとのこと。

これまでに不具合は37件発生しており、物損事故が1件発生している。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のベローズを対策品に交換する。使用者には、ダイレクトメールまたは直接訪問で通知するとともに、自社ホームページに掲載するという。

リコール・改善対策・サービスキャンペーン|日本フルハーフ

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