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走行中に意図せずドアが開くおそれ。フォルクスワーゲン「ID.4」506台をリコール

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走行中に意図せずドアが開くおそれ。フォルクスワーゲン「ID.4」506台をリコール

フォルクスワーゲングループジャパンは、アウタードアハンドルの製造管理が不適切なため、走行中でも意図せずドアが開くおそれがあるとして、2023年6月29日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2022年8月28日~2023年2月20日に輸入された506台。

不具合の箇所は乗降口(アウタードアハンドル)。乗降口のドアにおいて、アウタードアハンドルの製造管理が不適切なため、メンブレンフィルターが正しく取り付けられていないものがある。そのため、湿気が電子回路に浸透し、時速15km/h未満で車両に強い横方向の力がかかった場合、意図せずドアが開くおそれがあるとのこと。

これまでに不具合、事故ともに発生していない。本社からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の全てのアウタードアハンドルのメンブレンフィルターの装着状態を点検し、正しく取り付けられていない場合は、該当するアウタードアハンドルを交換する。また、ドアコントロールユニットのプログラムを対策プログラムに書き換える。

使用者にはダイレクトメール、電話や電子メールなどで通知するとともに、日整連発行の機関誌・自社ホームページに掲載するという。

リコール関連情報|フォルクスワーゲン

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