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エンジンオイルが噴き出すおそれ。ホンダ「Rebel 250」をリコール

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エンジンオイルが噴き出すおそれ。ホンダ「Rebel 250」をリコール

ホンダのタイ法人Thai Honda Co.,Ltd.は、右側クランクケースカバーの製造工程が不適切なためエンジンオイルが噴き出し、最悪の場合、火災や転倒につながるおそれがあるとして、2023年6月30日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2022年12月23日に製造された1台。

不具合の箇所は原動機(右側クランクケースカバー)。原動機において、右側クランクケースカバーの製造工程が不適切なため、シーリングプラグの圧入部に塗装が付着しているものがある。そのため、エンジン等の熱により当該シーリングプラグの保持力が低下。そのまま使用を続けると、シーリングプラグが抜けてエンジンオイルが噴き出し、最悪の場合、運転者に付着すると火傷、飛散したエンジンオイルが排気管等の高温部に付着すると火災、後輪タイヤに付着すると転倒のおそれがあるとのこと。

これまでに不具合や事故は発生していない。社内からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、右側クランクケースカバーを良品と交換する。

使用者にはダイレクトメールで通知し、自社ホームページにも掲載する。

リコール等情報 | ホンダ

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