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スズキ 「ジクサー」104台をリコール…原動機が停止、再始動できなくなるおそれ

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スズキ 「ジクサー」104台をリコール…原動機が停止、再始動できなくなるおそれ

スズキ株式会社は、「ジグサー」の原動機のカムシャフトにおいて、熱処理機のプログラム調整ミスにより原動機が停止し、再始動できなくなるおそれがあるとして、2023年7月27日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2022年6月7日~2022年10月20日に製造された104台。

不具合の箇所は、原動機(カムシャフト)。スズキ 「ジクサー」の原動機のカムシャフトにおいて、熱処理機のプログラム調整ミスによりエキゾーストカムの熱処理が不適切なため、表面硬度が不足しているものがある。そのため、エキゾーストカムが異常摩耗して異音が発生し、そのまま使用を続けると原動機が停止し、再始動できなくなるおそれがあるとのこと。

これまでに不具合、事故ともに発生していない。海外市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のカムシャフトを良品と交換する。使用者にはダイレクトメールまたは電話等で通知するとともに、日整連発行の機関誌・自社ホームページに掲載するという。

リコール等情報|スズキ

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