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日産「セレナ」など約4.8万台をリコール…発電機に不具合、エンジン停止や火災に至るおそれ

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日産「セレナ」など約4.8万台をリコール…発電機に不具合、エンジン停止や火災に至るおそれ

日産自動車は、アイドリングストップ機能無し車のオルタネータ(発電機)に不具合があり、最悪の場合、エンジン停止や火災に至るおそれがあるとして、2023年9月28日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2010年11月24日~2016年6月17日に製造された48,360台。

今回リコールの対象となるのは、2010年11月24日~2016年6月17日に製造された、ニッサン セレナ、スズキ ランディの2車種48,360台。

不具合の箇所は、電気装置(発電機)。アイドリングストップ機能無し車のオルタネータ(発電機)において、プーリーの内部機構(ワンウェイクラッチ)に封入されているグリスの耐熱性能が不足していたため、使用過程でグリスが熱劣化しプーリーのワンウェイクラッチが摩耗することで破損することがある。そのため、異音の発生や充電警告灯が点灯し、そのまま使用を続けるとプーリーが空転して発電不良となりエンジンが停止するおそれがある。また、空転したプーリーが摩擦熱により高温になった状態でシャフトから抜けて、エンジンルーム内に脱落し周辺部品の可燃物に接触すると、最悪の場合、火災に至るおそれがあるとのこと。

これまでに不具合が252件、部分焼損が2件発生している。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の発電機を対策品に交換する。

使用者にはダイレクトメール等で通知するとともに、日整連発行の機関誌・自社ホームページに掲載するという。

日産:リコール情報

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